過去からそして未来へ向けて
あおい会計の濱渕です。
ここでは、プライベートと職歴についてお話ししたいと思います。
出身は高知県で四万十川より西に向かった土佐清水市という大自然の中で生ま育ちました。(田舎ですが子供が育つには良いところです)初対面の人からは”ドライ”か”笑顔が良くて優しそう”に意見が分かれますが、結構シャイです。お酒・カラオケ大好きです。今でも月に何回かは飲みに行きます。
以前の仕事は企業の経理をしており、その時は社内外の人に営業と間違えられ、「経理には見えないな」とよく言われました。会社法上の大会社(資本金5億円以上または負債総額200億円以上の株式会社)に勤めておりましたので30代の若さで経理の月次締・決算・申告まで任せていただいたことには本当に感謝しております。
公認会計士さんや税理士さんの監査チームで毎月会計監査があり、転勤で本社勤務になった当初は自分の経理処理を「当社はこの処理でやっているから変更してくれ」と言われました。
確かに税務上は問題がない(≒間違っていない)のですが会計上は間違っているのです。20代の頃勤めていた税理士事務所からの中途採用だったこともあり、(税務処理に会計処理をあわせておけば申告しても税務署から文句はないし問題ないでしょ)と思っていたことが否定され、会計監査のない会社の処理に慣れきっていた自分はショックを受けました。それから会計のことをもっと真剣に知りたいと思うようになりました。
当時の職場の皆さんのサポートもあり、38歳から税理士の勉強を始めることができ41歳で合格するまでにはさらに深く会計と税務を勉強し理解ことができました。これは今も本当に私の財産となっています。
税理士合格後退社し、大阪の税理士法人に4年間勤めさせていただきました。所長の頭の回転の速さに舌を巻き、さらにその発想力に驚きました。大きな刺激を受けつつ本当にお世話になり、中小企業の税務実務を勉強させていただいたうえで独立開業することができました。
独立開業してからは、「お客様が最高のサービスと思っていただける」を常に心がけ仕事をするようにしています。「お金さえ儲かれば良い、税理士業務の内容はお客様にはわからない」そうやって拡大すれば経理処理に時間をかけずに儲かるかもしれません。しかし、根がしっかりと育たずに事業の永続は難しいでしょう。
時間はかかるかもしれませんが、当事務所のサービスに満足し信頼してくれたお客様から紹介が増え、更に満足し感動するサービスをご提供し続けていけることが本来の在り方だと思っています。
今までにご縁のあった方のお力添えで今の私が成り立っています。一期一会のご縁を大切にこれからも力を尽くしていきます。
あおい会計を今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
事務所名の由来
Origin of the office name
かなりの確率で名刺交換する際に聞かれます。
私は早くから子供の名前を決めていて、海と山(植物)に由来する名前で漢字1文字と平仮名3文字に当てはまり、しかも男でも女でも使えるもの・・というルールがあり、それが「葵=あおい」でした。漢字だと仰々しくなるので事務所は平仮名にしたのと「あ」から始まるので書面等に乗ったときにも上のほうにくるかな・・というのと、これは重要なところなのですが私の苗字の濱渕(ハマブチ)が電話等で話すと必ず相手に間違えて聞かれるのです。
自分:「ハマブチです」
相手:「ハマグチさんですね」
自分:「ハマブチです!」
相手:「失礼しました。ヤマグチさんですね。」
自分:「’は・ひ・ふ・へ・ほ’のハマブチです!!」
相手:「申し訳ございません。ハマグチさんでよろしいでしょうか?」
などど、したくないのにループするのです。
仕事上、しょうもないことでイライラするのも嫌なので「濱渕税理士事務所です」というより「あおい会計です」にしたほうが伝わりやすくて良いでしょうとなった訳です。
あと、「あおい会計」の「会計」は私の会計への熱い思い入れからです。
他の税理士さんと名刺交換したときに名刺に「あおい会計」と書かれているので、相手から「こんなんあり?」って言われました。そりゃあ税理士なんで「あおい税理士事務所」とか想像するのでしょうが、個人事業の屋号は自由ですからね。