解りにくい月次報告

皆さんは財務諸表の月次報告を受けたことがありますか?私が月次報告をする際は、専門用語(ある業界等の間でのみ使用される言葉)をなるべく使用せずにお伝えするようにしています。

ほとんどの方は理解しにくいというイメージがあるのではないでしょうか。

財務諸表の欠点

計数管理をほぼ税理士に任せている場合では、一般の会計システムには致命的な欠陥があります。

それは仕訳(簿記で使用される貸借(左右)に科目と金額等を記載する技術)に数量データが無いことです。

勿論、大企業が使っているERP(統合基幹業務システム)などは、販売システムベースの取引から積み上げて仕訳を生成しているので数量データは存在します。しかし、自社カスタマイズすれば数億円かるる場合もあり中小企業にとって現実的ではありません。

経営者が知りたいこと

経営者が財務諸表で最も知りたいことは、粗利益(=売上高-売上原価)の部分です。

  • この新商品(サービス)の値決めはどうしよう?
  • 競合他社で同じ商品(サービス)が増えてきたので値引きして客数を増やそうか?
  • この商品は独自性があり良く売れるので効率的に仕入先の材料を値引き交渉できないか?

など、売上高・売上原価・粗利益は(単価×数量)の積み上げなのです。それを金額しかない財務諸表で説明するのですから限界があります。

「今月は売上が上がりましたね」

「しかし粗利率は下がっています」

などど説明を受けても、聞いている経営者は(そんなこと見たらわかってるよ)くらいに思っているでしょう。

経理関係の仕事に従事していない方にとっては、損益計算書で計算される利益は現金増減を基礎とした考え方と全く違いますので難解な部分が多いかと思います。当事務所では常にキャッシュフローと対比させながらご説明させていただきます。
キャッシュフローと利益の関連記事は以下に記載しています。

あおい会計の月次決算書は通常の月次報告(試算表)に記載されている科目名と数字だけの説明とは違い、『数字が苦手な人』も視覚から入りやすく、さらに大切な資金面から理解し、ご提案できる強力な月次決算書をご提供しております。

月次決算の最大のメリット

何故ここで(「月次」決算書)という言葉を使用するかというと、短期間で会計数値を確認することは、PDCAサイクルのC(Check:評価)を行い、次のA(Action:改善)にサイクルが移行できるというメリットがあるからです。つまり、新規事業戦略の対策や見直し、事業戦術の変更や対策が、経営計画と月次決算の乖離評価をとおして早期に実施可能ということになります。

PDCAサイクルについては以下の記事をご覧下さい

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